リフレクソロジー(Reflexology)とは
直訳すると「Reflex(リフレックス)=反射」「logy(ロジー)=学問」つまり、反射学です。
足裏にある全身の臓器や器官に対応する反射ゾーン(面)や反射ポイント(点)を指でくまなく刺激することにより間接的に働きかけ、機能を活性化するという「足裏健康法」のひとつです。
また、「第二の心臓」と呼ばれる足裏を刺激することで血行を促進させ、その結果、体内の老廃物を体外に排出することから自然治癒力を高め「からだを内側から健康にする」と考えられています。
リフレクソロジーには10本のエネルギーラインが存在するという概念があり、施術を行うことで身体全体のエネルギー循環を活発にすることでも、不調を緩和し、健康へ導くと考えられています。
大きくわけて●東洋式(強い刺激で行い健康維持を目的とする)と●西洋式(ソフトな刺激で健康維持とリラクセーションを目的とする)があります。angeの施術は両方をミックスさせた「痛気持ちいい」刺激で行います。とても心地よくお休みになってしまう方がほとんどです。
リフレクソロジーの歴史
「手や足をもむ」という習慣は太古の昔から世界各地で行われてきたことが壁画や絵や書物などに残されています。履き物をはかなかった昔の人たちは「足は大地と繋がり、エネルギーの循環を行う重要な場所」ととらえ、自然と一体となり生活を送ってきました。そんな彼らにとって「足裏」は生活に密着する特別な場所であり、さまざまな儀式でも足裏の刺激をとり入れてきました。その中から自然療法として発展させてきたのがリフレクソロジーの起源と言われています。
その後20世紀の初めにアメリカの耳鼻咽喉科の医師「ウィリアム・フィッツジェラルド博士」が「患者が痛みを我慢する時に手のひらや足裏の一部をどこかにあてる姿」を目にする事によって研究が始まり「ゾーンセラピー」を打ち立てました。さらにアメリカの理学療法士ユーニス・イングハム女子によって「フット・チャート」(足裏の地図)が生み出され、加えてドイツの看護師ハンネ・マルカート女史によって人体を横に3つの区分に分けることにより、足にある反射ゾーンの位置を的確に探す事が容易にできるようになりました。現在では世界各地で治療の補完的役割を発揮し健康保険の適応があったり、緩和ケアなどに役立てられています。
※日本においてリフレクソロジーは健康保険の適応対象外です。
リフレクソロジストとは
リフレクソロジーの施術を受けると「手から伝わるぬくもり」にとても癒されます。また心地よいリズムについウトウトと眠ってしまいたくなります。
これはリフレクソロジスト自身が心地よく穏やかな気持ちで施術にのぞんでいるからです。
私はリフレクソロジーの施術を行っている時とても「優しい」気持ちになります。この時間、この場所で、この素敵なひとときを共有できる嬉しさで胸が一杯になるからです。そう「癒し・癒される」リフレクソロジーにはそんな不思議な力がある。それを知った時私はセラピストの道をめざそうと決めました。施術を終えたお顔にともる笑顔を見せて頂くたびに、とても幸せな気持ちになります。これからの高齢化社会や子供達が遊ぶ場所を失いストレスをためて行く中、リフレクソロジーが日本を応援できる…そんな気がしています。多くのリフレクソロジストが誕生するといいなって思います。